コラム:テレビの長時間化と反比例する視聴率

まだ仮説段階で調査はしていませんが、
最近のテレビ番組は長時間化しています。

まだ確証は得られていませんが、
ある仮説を述べていきます。

テレビ番組は広告収入が減ったため、
1番組が長時間化する傾向があります。

規模の経済理論により、
長い放送時間のほうが
制作費が安くなるからです。

しかし、
Youtubeでもゲーム実況などのジャンルを除いて、
基本的に10分尺が今のトレンドです。

30分番組でも正直選ばれるか微妙なのです。

最近ではアニメですら、30分は長いという声も
インターネット上でよく見かけます。

近年、アニメ業界も
声優の世代交代が進んでいないのは、
アニメも飽きられつつあるからでしょう。

2022年現在のアラサー声優が、
最後の有名声優の世代になるかもしれません。

絶対無理だと思うけど、一応の解決策

①コーナーごとに動画配信サービスに載せる

これが一番現実的な解決策になると思いますが、
視聴者の多くは特定のコーナーだけが見たいだけで、
番組全部が見たい人はあまり多くありません。

視聴者の要望に応えて、
見たいコーナーだけ見えるようにするのが、
テレビ業界が生き残る現実的解決策のように思います。

②短尺番組を増やす

1つの番組を分割する方法

これができたら苦労しないでしょうが、
たとえば朝の連続テレビ小説は15分しかありませんが、
月から金まで週で見ると75分あります。

これは回転寿司効果というもので、
短い尺だとついつい手を取ってしまうというものです。

つまり、1時間ドラマを放送するなら、
毎日同じ時間に12分ずつ月ー金で放送する方が視聴率上は得ということになります。

今、NHKで夜ドラをやっていますが、
あれも視聴者が習慣化してくれば、
おそらく安定して視聴率を稼ぐコンテンツになる可能性があると感じています。

最初の方の連ドラは死にドラマになるでしょうが、
継続していいコンテンツを放送すれば、
視聴者が定着するでしょう。

その頃に本腰を入れて、
夜ドラマを作って一度大ヒットすれば、
おそらく視聴率も安定するかと思われます。

しかし、今のドラマは1回1時間あるため、
一度見逃すと、後から中々途中参加しにくく、
ヒットするドラマは基本1話完結型のドラマが基本となっています。
継続型ドラマはヒットしにくくなっています。

代表的なのは、
ドクターXや相棒ですね。
後からでも入っていけるのです。

アニメの30分ですら長いという意見をよく見ますから、
ドラマは中々ヒットしにくい構造になっています。

そもそも短尺番組を作る方法

雑でも良いので、スタッフの数をもう少し1番組ごとに絞って、
深夜帯から10分番組を増やすという手もあるかと思います。

10分番組ならTVer等でもあとから見やすいので、
私のアイデアを吸収する局、
NHKさんはすぐ叶えてくれるので、
NHKは今後も安定して視聴率稼ぐなぁと感じます。
結構、今、若者のトレンドを追えてるテレビ局は、
Eテレを抱えているからか、
NHKが最先端になっている気がしています。

民放を見ていると、
主な視聴者がアラフォー前後かなぁという構成ですが、
10代が見る番組を作らないと、
テレビ番組は需要が無くなっていくでしょう。

それは仮面ライダーなども同じ。
大人をターゲットにしても、
結局、子どもが見ないと
大人になった時に見てくれませんからねー。

今のテレビ局は視聴者が高年齢化してると感じますが、
10代が見ないコンテンツに先はないでしょうね。

コメント

  1. Keep on writing, great job!

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