地域協同組合構想

この記事は、教科書の解説とかではありません。
ただ政治家さんも政策検索してて、
このサイトにたどり着いたというケースもいずれ出てくるかもしれません。

そんな中で、今回は地域協同組合構想についてお伝えします。

労働者協同組合

2022年10月1日から労働者協同組合というものがはじまります。
これは今までは資本家と労働者という対立関係だったものが、
出資者と実行者が対等な形式を取る協同組合です。

今までは協同組合の人格を取るのは難しかったのですが、
この施行により協同組合を獲得しやすくなりました。

私の案はもう少し、
営利重視&強制的なものです。

地域を強制的にまとめてきた歴史

五人組

江戸時代では、檀家ごとやあるいは同じ村ごとに
5軒をまとめて五人組というものを作っていましたね。

それにこの案は多少似ているかもしれませんが、
今回はそんな窮屈な案ではありません。

隣組

戦中には隣組制度が作られました。
今の自治会の元になったものです。

これも助け合い&相互監視的な要素が大きです。
しかし、私の案はそんな物騒なものではありません。

無尽

時代は遡って江戸時代に村民たちが金融的な貸しつけを行い、
儲かったら返金&利益を載せたものです。

今回の案は隣組と無尽を町内会に押し付けるような、
労働者協同組合を強制的にしたものといったイメージが強いかもしれません。

協同組合とは?

協同組合とは参加者が直接参加し、発言権を全員が持った上で、1人1人が1票の権限がある平等な組織です。参加者は出資金を出資することが条件に協同組合へ参加することが可能です。協同組合が儲かった場合は、利益は配当金として配当されます。現在でも銀行の預金として預けるよりは、農業協同組合などの協同組合に出資金として預けておくほうがほぼ確実に配当されて利回りは大きいです。

ロバート・オーウェンなどの空想的社会主義者のアイデアを現実的なアイデアに落とし込んだものです。ロッチデール先駆者協同組合などが有名ですね。

こゆ財団の例

協同組合ではなく、財団ですが、
目指している方向に近い事例です。

地域協同組合(仮)とは?

ここでの協同組合はもう少しビジネス色の高い協同組合です。
株式会社等法人格も協同組合に出資することを可能とすることにします。
1人1票の原則は維持して、株式会社でも出資額が高くても1票です。

その代わり、配当金は出資金の額に比例するので、
儲かっている協同組合はますます発展し、
儲かっていない協同組合はあまり出資を得られない
正のループ、負のループになるかとは思われます。

都市の場合でも、マンションごとでもいいので、
協同組合を設置命令を出します。

農業協同組合の設置も戦中なので、
戦いが近い昨今ではこうした状況も起こるかも?
となんとなく思っています。

事業がしたい!と思っている人に、
協同組合で審査を得たあと出資します。

出資を受けられるのは、出資者である人だけです。
つまり、出資者と出資を受ける者が同一の場合もあります。

賛成が少なければ、通りませんから
ある程度はいい事業しか通らないと思います。

技術の提供も出資を受けたものはすることができ、
また、出資者たちは、自分の配当金が懸かっているため、
事業実行者を監視・監督するものでしょう。
世の中、ただより高いものはないですから、

そして事業者は純利益の最低1/3以上は配当することを義務付けます。
多いかもしれませんが、事業者も他の事業者から配当金を受け取ることができます。

まとめると、地域で自主・自立的な、
あまり補助金等には頼らない
儲かり稼ぐ組織を各地域に強制的に配置してはどうか?
というものでした。

それでは次の政策立案までさようなら~。

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