直接税
直接税は納税する人が本人のものです。
つまり、本人が直接納税するから直接税です。
本人が納税窓口に負担するものです。
国税の直接税
国が国民から徴税する税は、
- 所得税
- 法人税
- 相続税
- 贈与税
地方税の直接税
県や市など地方自治体が徴税する税は、
- 住民税
- 自動車税
- 固定資産税
が主な歳入となっています。
地方が税収を増やすには、
土地の魅力を増やして、
土地資産価格をあげたり、
自動車の量を増やす必要があります。
住民を増やすのと、
住民の年収をあげるのが、
大切です。
間接税
間接税とは、
納税者が直接は負担しないもの。
窓口は企業が負担します。
国税の間接税
- 消費税
- たばこ税
- 酒税
- 自動車重量税
になります。
つまり、たばこ税を倍にしたりして、
酒税は引き上げなくても、
酒を飲む人が増えたら、
国の税収は増えるということです。
地方税の間接税
- 地方消費税
- 地方たばこ税
- ゴルフ利用税
ゴルフは特殊なスポーツで、
ゴルフはおとなになると経費で落ちる謎のスポーツとして知られていますよ。
直接税vs間接税の歴史
1950年、
シャウプ税制改革で
アメリカ型の直接税中心主義がとられます。
お金を稼ぐ人からとればいいというものです。
直接税と間接税は、
7:3でした。
2001年消費税を5%に引き上げましたが、
その頃から間接税の割合が上昇。
所得税や住民税や法人税が減り、
消費税が増えていきました。
消費税は別名・消費抑制税として知られています。
消費税があがれば、お金を使わないのは、
非常に合理的だと思います。
消費税が少ない国でお金を使えばいいですからね。
円高になるのをひたすら待てばいいのです。
課税方法
累進課税
収入が増えるに従って、課税率も高くなるもの。
- 貧富の格差が縮まる
- 所得再分配機能が強まる
というメリットがあります。
大多数はこの税金です。
比例課税
課税対象額の大小にかかわらず、
課税率に一定のもの。
代表的なのが、
- 消費税
- 法人税
となります。
大企業でも中小企業でも
法人税の割合は同じですし、
大金持ちでも貧乏人でも、
支払う消費税の割合も同じです。
ということは、
生活必需品を買う時は、
収入が少ない低所得者は、
同じ支払い額でも負担感が多いんです。
逆進課税
高所得者に低税率、
低所得者に高税率を課すもの。
日本はアメリカよりも金持ちを大切にする国で、
所得の再配分はほぼ0%の0.008%の改善が見られました。
先進国では一番小さく済んでいる改善です。
時々、マイナスの年も見た記憶がありますが、
残念ながらデータを見つけることはできませんでした。
とにかく日本は消費税を引き上げ、
法人税は一定税率。
この国で幸せになるためには、
貧乏人で低所得のままでいるか、
貧乏から金持ちに成り上がるしかありません。
金持ちになるには、
投資のプロになるか、
社長になるしかありません。
所得の再配分が行われていないということは、
消費税を引き上げれば、
低所得者層の生活はますます厳しくなるでしょう。
私の税収アップ案
- 固定資産税の引き上げ
これが私の腹案です。
固定資産税に都市固定資産税を追加して、
東名阪の住民から固定資産税として都市部から国税として徴税すればよいかと。
都市部に住む人たちはみんなお金持ちですから。
さらに固定資産税を引き上げれば、
- 土地の流動性の上昇
- 都市部から農村部への移住促進
も発生するため、
飛躍的に良い効果がもたらされると思います。
あとできるのならば、
- 貯蓄税
- 海外送金税
の2セットが必要です。
今、家庭も企業も貯金しまくっているため、
貯蓄税をかけるとともに、
海外に流出されても困るので、
海外送金にも税金をかけて、
税金逃れを防ぎます。
今はマイナンバーカードがあるため、
海外送金を防ぐことも造作ないです。
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