ホッブスがリバイアサンを記したあと、それではいけないと批判したのはロックです。
ロックの国家観
ロックは「市民政府二論」や「政府二論」、「統治論」を書いた人物です。
ロックは人間の自然状態は闘争状態ではなく「自由・平等・平和」としました。
主権は国家ではなく、国民主権であり、国家はその行使を一時的に委託されているだけとしました。国家は国民を守るという契約上の義務があり、もし、悪政をはたらくようなことがあれば、抵抗権(革命権)も認められるとしました。
だから、争いごとを起こしたくないのであれば、間接民主制のもとでは人民は善政を行う政治家を当選させなければなりません。
ロックとホッブスの違い
人民の権利を侵害するようであれば、国家に対して抵抗できるとした点でロックはホッブスとは異なる。
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