常任理事国
常任理事国(英語:Permanent member country)とは、国際連合(英語:United Nation/連合国とも)で拒否権を持てる国で、第二次世界大戦の戦勝国です。
常任理事国ユニットメンバー
では、常任理事国の最初のメンバー国を見ていきましょう。
- アメリカ
- イギリス
- フランス
- ソビエト連邦
- 中華民国
の5つの国でした。
入れ替わった常任理事国
常任理事国という名前ですが、解任されたケースもあります。
ソビエト連邦は、ソ連崩壊後は何故かロシアが継承しています。
中華民国は国共内戦で台湾に封じられたあとの1971年アルバニア決議によって、常任理事国の地位を失いました。
中華人民共和国はその継承国となっています。
拒否権の行使
五大国の全会一致の原則により、各国が全員賛同しないと可決されません。言い換えれば、常任理事国各国に拒否権があります。
拒否権を行使した場合、緊急特別総会が24時間以内に開かれた場合、2/3以上の賛成票が入れば、平和維持活動が決定されます。
常任理事国を狙うメンバー国
国連には常任理事国と非常任理事国の2つがあります。
その非常任理事国にしょっちゅうなっている国が、
ドイツと日本です。
連続で非常任理事国になることは禁止されています。
G4
G4という常任理事国に入りたい国家のユニットがあります。
- 日本
- ドイツ
- インド
- ブラジル
の4つの政府(Government)がG4というユニットを組んで、
常任理事国入りや準常任理事国の設置に向けてタッグを組んでいます。
コンセンサス連合
一方でG4を阻止するための国家ユニットが存在しています。
- 韓国
は日本の参加に反対しています。
- イタリア
- オランダ
- スペイン
の三国はドイツに反対しています。
- パキスタン
はインドの参加に反対しています。
- メキシコ
- アルゼンチン
- コロンビア
はブラジルの参加に反対しています。
- カナダ
はそもそも常任理事国がこれ以上増えることに反対しています。
マルタやサンマリノといった都市国家も反対しています。
kれらの国々の国家ユニットをコンセンサス連合といい、コーヒークラブともいいます。
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